伊勢志摩グルメを味わう
半島で出会うゆたかな海の幸!山の幸!
あのブランド食材も、産地で味わってこその醍醐味があるんです。
横綱対決 伊勢えびVSあのりふぐ
食べ方いろいろ 伊勢志摩の王道グルメ
伊勢志摩を訪れたら食したい海の幸といえば、伊勢えびとあのりふぐが二強です。
伊勢えびは旅の食膳を華やかに彩ってくれるまさに魚介の王様!
ほのかな甘みがたまらない活造り、豪快な鬼瓦焼きや具足煮、また贅沢に味噌汁に入れて長寿汁に…、と漁師町ならではの味の七変化もお楽しみです。
対するはあのりふぐ。
伊勢湾を中心に漁獲される良質なトラフグで、シーズン(10月ー2月)になると安乗周辺のホテル・旅館、食事処でコース料理がいただけます。
てっさ、白子、から揚げ、てっちり…とフグ1匹を余すところなく食べ尽くしても、首都圏で食べるよりずっとリーズナブル。
甲乙つけがたいこの2大横綱、あなたはどちらに軍配を挙げますか?
鬼瓦焼き=おにがわらやき 具足煮=ぐそくに 安乗=あのり
貝好きの聖地へようこそ
プランクトンが豊富な伊勢志摩の海の恵み
志摩半島の穏やかな入り江は、栄養ゆたかな“里海”です。
その里海がもたらす幸の代表が「貝」。
昔ながらの方法で海女たちが獲る選り抜きのあわびは、煮つけ、バター焼き、ステーキと料理法を選ばず、中でも志摩産黒あわびの肉厚で芳醇な味わいは全国の食通たちをとりこにしています。
歴史あるブランド・的矢かきは、清浄滅菌で安心して生食できるのはもちろん、フライや鍋などにしても◎。ぷりぷりの身の中から「海のミルク」と言われる濃厚な旨みがあふれ出します。
他にも、活のさざえや大あさり、地元で「あっぱっぱ」と呼ばれるヒオウギ貝、真珠の核を入れるあこや貝なども味わえる伊勢志摩は、貝好きにとってたまらない聖地です。
にっぽんが誇るごちそう! 松阪牛
美しい霜降りとキメの細かい肉質は極上のうまさ
魚党だけでなく肉党も満足させる伊勢志摩グルメが松阪牛。
言わずと知れたブランド牛ですが、実は松阪市だけでなく伊勢志摩でもホテル・旅館、料理店などで味わえます。
松阪牛とは、優秀な黒毛和種のメスを生後12ヶ月までに松阪周辺の指定地域に移して肥育した未経産の牛で、その独自の飼育方法による細かいサシ(脂の霜降り)の入った柔和な肉質に定評があります。
しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ、焼き肉…とガツンと直球で肉を食らうもよし。牛丼、肉まん、コロッケ、牛しぐれ…と軽食やご飯のお供に舌鼓を打つもよし。
また、松阪市内の焼肉チェーンが伊勢や鳥羽にも出店していて、県外にはほとんど出回らない松阪牛のホルモンを食べることもできます。