ねやこせいど 寝屋子制度
寝屋子は夜8時を過ぎると輝きを増す
伊勢湾に浮かぶ鳥羽市の4つの離島のうち、一番大きな答志島の答志町に、「寝屋子」と呼ばれる戸籍上の兄弟ではないものどうしが、終生、兄弟以上の付き合いをする制度があります。
寝屋の歴史をたどると、徳川時代までさかのぼることができます。
少年が、15歳になり大人の仲間入りをすると「若い衆」と呼ばれた集団の一員となりました。その集団が寝屋の始まりです。
以前は、伊勢志摩地方の各地に寝屋を見ることが出来ましたが、今では、答志町に残るだけとなりました。
子供たちが中学校を卒業することになると、その親たちが相談して、子育てや教育に関心のある人望の厚い家を寝屋に選びます。
最近では、主に長男が寝屋子に入ることになっていますが、以前は町の若い衆全員が、「寝屋子」に入っていました。
寝屋子の両親を「寝屋親」と呼びます。
仕事を終えた若い衆が、それぞれの家で食事をすませると、寝屋子にやってきます。
寝屋子は、夜8時を過ぎたころからにぎやかになり、その輝きを増します。
基本情報
住所 | 〒517-0002 三重県鳥羽市答志町 |
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電話番号 | 0599-25-3019(鳥羽市観光協会) |
お問い合わせ | 平日8:30~17:00 |
公共交通機関でのアクセス | JR・近鉄「鳥羽駅」徒歩約7分「鳥羽マリンターミナル」から市営定期船にて約30分 |
リンクURL | 公式サイト |