いせじんぐうごりょうあわびちょうせいしょ 伊勢神宮御料鰒調製所
熨斗(のし)あわびを調製
伊勢神宮では、古来の製法で調製された熨斗鮑が、6月と12月の月次祭(つきなみさい)、10月の神嘗祭(かんなめさい)で奉納される。この熨斗鮑は三重県鳥羽市国崎町の神宮御料鰒調製所にて調製される。熨斗鮑造りは、毎年6月から8月にかけて作業が行われ、一回に使われる鮑は約200kg。一つ一つ皮を剥くように薄く切っていき、それを干していく。調進所より少し先のヒノキで造られた干し場で、布のようになった鮑が下がる風景を見ることもできる。毎年7月2週目の日曜日に熨斗鮑祭りが開催される。第11代垂仁天皇の第4皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)が国崎を訪れた際、「お弁」と言う海女からアワビを献上されたことが由来とされる。
基本情報
住所 | 〒517-0031 三重県鳥羽市国崎町 |
---|---|
公共交通機関でのアクセス | 鳥羽バスセンターからかもめバスにて約50分国崎下車徒歩約10分 |
車でのアクセス | 伊勢ICから約50分 |
備考 | 外観のみ ※入館不可 |