やつしろじんじゃ 八代神社
国の重要文化財も多く残されている神社
神島にあり、200段を超える高い石段の上に鎮座する八代神社。
海の神様である「綿津見命(わだつみのみこと)」を祀る島の氏神で、元旦祭や天皇祭には島民の大半が参拝するほか、毎日お参りする人もいる。
創立年代は不詳であるが、「外宮旧神楽歌(げくうきゅうかぐらうた)」に「神島のなおしの明神」という記載が出てくる。
また、「志陽略志(しようりゃくし)」には「八幡宮神島村に在り。白髭明神、弁財天、風の宮、鎮守社、山神、禿宮在り」と記されている。
1907年(明治40年)に、山神社、神明社ほか11社を合祀し八代神社となった。宝物の銅鏡などが国の重要有形文化財に登録されている。
元旦のゲーター祭が有名で、その資料については鳥羽市立海の博物館でも紹介されている。
三島由紀夫の「潮騒」では、新治が美しい花嫁を授かるように、初江は新治の航海の無事を祈る場所として登場します。
基本情報
住所 | 〒517-0001 三重県鳥羽市神島町1 |
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電話番号 | 0599-25-1157(鳥羽市観光課) |
公共交通機関でのアクセス | 神島港から徒歩約15分 |
駐車場 | 有(佐田浜駐車場) |
リンクURL | ゲーター祭 |