玉城町サイクリング!
玉城町は、隣の松阪市・伊勢市から車でわずか5分に位置し、かつて伊勢神宮への参宮客が集まる宿場町として栄えました。
今回は玉城町を自転車で巡った中から、6箇所を紹介したいと思います!
暖かくなり、桜も見頃を迎える4月。
ぜひ皆さんも春を感じながらサイクリングをしてみてください!
- なちゃぽ
- 静岡県出身。結婚を機に三重県へ来ました。
三重県が大好きで、本職である看護師の傍ら、趣味のロードバイクで三重県の色んな場所へ行き、Instagramで紹介しています。
2021年より、三重県公式PRアンバサダーにならせて頂きました!伊勢志摩の、色んな楽しみ方を発信できたらと思います!
サイクルルートマップ
今回参考にさせて頂いたのは、サニーロードサイクルルートの玉城町コースです。
玉城町の旧熊野古道を主軸として設計された、全長約25キロの初級・中級向けとなっています。
玉城町は、隣の松阪市・伊勢市から車でわずか5分に位置し、かつて伊勢神宮への参宮客が集まる宿場町として栄えました。豊かな田園が広がっている、平坦な道と緩やかな坂道を楽しめるコースになっています。
今回は、ルート上にある6箇所を紹介したいと思います!(下の地図を参考にしてください)
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
玉城町のシンボル!田丸城跡
なちゃぽ
玉城町のシンボル!!田丸城跡からスタートしようと思います!
田丸城は、南北朝時代に南朝方の拠点として北畠親房・北畠顕信によって築かれ、その後織田信長の次男信雄の居城となりました。自然石が積み上げられた、野面積みの石垣がしっかりと残り、とても迫力がありました!
天守跡に立つと、下から吹き上げてくる心地良い風を感じながら、広大な景色を見渡すことができました!
体を伸ばしてみたり、「ヤッホー」と言いたくなります。
Column
三重県指定文化財(史跡)・続日本100名城に指定されている名城で、春は桜の名所、冬は石垣などの城跡内のライトアップが実施されています。
伊勢志摩レポーターの「ハナチロ」さんの【伊勢志摩の桜の絶景スポット6選!】の記事の中でも、田丸城が紹介されています!ぜひそちらもご覧ください。
『田丸城跡でお花見〜夜桜ライトアップ〜』が開催されます!
桜のライトアップの他、田丸城跡の天守跡前にお花見エリアとして街灯が設置され、お花見や飲食を自由に楽しむことができるそうです。また、4月2日(日)は音楽ライブも開催されます。
詳細は玉城町Instagramからご確認ください。
ライトアップ点灯時間:日没〜21時
入場:無料
駐車場:あり
Column
田丸城跡
住所:三重県度会郡玉城町田丸城郭114ー1
電話番号:0596-58-8212(玉城町教育委員会)
休業日:無し
料金:無料
公共交通機関でのアクセス:JR参宮線「田丸駅」から徒歩約10分
車でのアクセス:伊勢自動車道玉城ICから約10分
駐車場:あり
トイレ:あり
村山龍平記念館で御城印をGET!
なちゃぽ
田丸城跡の御城印をGETしよう!!
城郭内にある村山隆平記念館で、田丸城跡の御城印がGETできると聞き行ってきました!
三重県指定伝統工芸・伊勢和紙が使用されていて、デザインは春夏秋冬の4種類があり、季節に応じて城郭内で見られる動植物が描かれているそうです。私が持っているのは秋(9月〜11月)バージョンで、カラス瓜が描かれていました。300円で販売されています。
村山龍平氏は玉城町で生まれ、朝日新聞社や全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の創設者でもあるんですよ!
記念館の隣には、昭和22年に製造された蒸気機関車「C58414」が展示されていました。
北海道で活躍し、昭和48年に廃止。27年間の走行距離は約130万キロ、地球を32.5周も走ったそうです!
Column
村山隆平記念館
住所:三重県度会郡玉城町田丸144-1
開館時間:9:00〜17:00(土曜・日曜・祝日は16:30まで開館)
電話番号:0596-58-8212
入館料:無料
トイレ:あり
朽羅神社
自転車を走らせていると突然、田んぼの中にポツンとこんもりとした森が現れます。
この森の中に、朽羅神社はあります。
「朽羅(くちら)」とは「籠る(こもる)」という意味で、神の籠る森であることを示しているそうです。
なちゃぽ
うわー何あれーー!と、思わず声を出すほど神秘的でした!
朽羅神社は農耕の神様を祀り、27社ある伊勢神宮内宮の摂社の一つ。境内の入り口を抜けると、風で木の葉が揺れる音、鳥のさえずりが聞こえ、まるで別の空間に入りこんだ感覚になりました。
Column
朽羅神社
住所:三重県度会郡玉城町原
車でのアクセス:伊勢自動車道玉城ICから約10分
アスピア玉城
四季の花が楽しめることで有名な、アスピア玉城に行きました。
春は蓮華や桜、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は菜の花を楽しむことができます。
満開のお花に囲まれて、素敵な写真が撮れました!
なちゃぽ
お花畑の真ん中に、白いブランコがや椅子が置いてありました!
田丸城跡でも記載しましたが、伊勢志摩レポーターの「ハナチロ」さんの【伊勢志摩の桜の絶景スポット6選!】の記事の中でも、アスピア玉城の桜並木が紹介されています!ぜひこちらもご覧ください。
アスピア玉城は、アス(アース:地球、大地の意)とピア(仲間、朋友、同僚の意)の造語で、「大地に息づく人々がふれあえる場」の意味が込められている複合施設です。
産直市場やレストランがある「ふるさと味工房アグリ」と、玉城弘法温泉を楽しめる「玉城ふれあいの館」があります。サイクリングのスタート&ゴール地点をここにした場合、サイクリング後に温泉に入るのもいいかもしれません!
Column
アスピア玉城
住所:三重県度会郡玉城町4266
営業時間:ふれあいの館 玉城弘法温泉10:00〜20:00
(入浴受付は19:00、入浴利用は19:30まで)
ふるさと味工房アグリ 9:30〜18:00
アグリ別館 米工房・タコハウス 9:30〜17:00
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入浴料金:大人500円、子ども(3歳以上12歳未満)350円、老人(65歳以上)350円、障がい者350円
たいやき わらしべ本店
伊勢志摩うまれのたい焼き専門店『たいやき わらしべ本店』に立ち寄ってきました。
「手焼きの技」でモンドセレクション銀賞を連続受賞している他、玉城ブランド Taste of Tamaki に認定されています。店内には沢山のサイン!テレビでもよく紹介されているので、知っている方も多いのでは?
また、ロードバイク用のサイクルラックと空気入れも設置してあるんです!!
ロードバイクで訪れる人には嬉しいポイント!
そして店内にはお茶の無料セルフサービスがありました!出来立てのたいやきにお茶が合うんですよね〜♪
私たちは「すぐ食べ限定 あんバターたいやき」と「黒鯛(ミルクチョコレート)」、別日に「いちごあんたいやき」を頂きました!
焼きたてアツアツのつぶあんたいやきにバターがトッピングされた「あんバターたいやき」は、口に入れた瞬間にバターがとろけ、あんことバターの甘じょっぱさが最高でした!
(今期は3/31で販売が終了となります)
また、黒鯛はびっくりする程に黒い!美しいとさえ思ってしまい、思わず「綺麗ですねー」と心の声が漏れてしまいました。サクッした皮に、熱で溶けたチョコレートが合わさって、これもまたとても美味しかったです!
いちごあんたいやきは、たいやきを真ん中で割った瞬間に、苺の香りがふわっと漂いヨダレが出そうでした!
苺の甘さと酸味のバランスが絶妙!そして暖かいお茶とよく合うんです。
(季節限定商品のため、期間限定販売となっております。現在の販売は終了しています)
なちゃぽ
外はパリッ、中はモチッ♪ 美味しさの秘訣を教えてください!
たいやき君
材料と焼き方にこだわっているよ!
生地になっている小麦粉は、三重県産の「あやひかり」。
小麦も植物であるため、同品種でも生産年によって成分の違いがあるそう!そのため、「いつも変わらぬ美味しいたいやき」を届けるために、小麦の挽き方を毎年調整しているとのことでした。
また、その日の気温や温度、厨房環境に合わせて鉄板温度を調節し、その日最良の加減でたいやきの調理にあたっています。取材をした時に話を伺うと、「鉄板の温度を温度計で測りつつ、その日の気温や湿度によって微調整をする。自分の経験も大切にしている。」と話されていました。
この「手焼きの技」でモンドセレクション銀賞を連続受賞しているのも納得です!
わらしべさんのInstagramに、桜あんたいやきを作っているところの投稿がありました!
動画だけでも美味しそうなのが伝わってきます♪
(こちらの商品は季節限定商品のため、4月中旬ごろまでの販売予定となっています)
Column
玄甲舎
田丸城から左回りに出発して、また田丸城付近に戻ってきました!
ここは、田丸城の家老として政務を執り行う傍ら千利休から続く表千家茶道の免許皆伝を受けた金森得水が建てた、茶室兼別邸『玄甲舎』です。
簡素ながらも洗練されており、周囲の景色を借景として楽しむ自然の風合いを特徴とした数寄屋造りの建物で、令和2年6月から一般公開や施設の貸出しが開始されました。
なちゃぽ
お茶室から見える庭園が素敵でした!
受付事務所から茶室のある玄甲舎へと続く道の両脇は茶畑になっており、茶室に入らせてもらう前からお茶の世界に入り込むことができました。
玄甲舎では、毎月第4金曜日に「玄甲舎 de お抹茶体験」が開かれており、玄甲舎の茶室の雰囲気とお抹茶体験を気楽に楽しむことができるので、ぜひ参加してみてください。
玄甲舎 de お抹茶体験
開催時間:毎月第4金曜日の10:00、13:00、14;30の3回
定員:各5人
申し込み:前日15:00までに事前予約
参加費:お菓子付きで500円(入館料200円が別途必要)
ご予約はこちらからも可能です。
Column
玄甲舎
住所:三重県度会郡玉城町佐田151ー22
電話番号:0596-58-8050(玉城町生涯現役促進協議会内)
入館時間:9:00〜16:00
休館日:火曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料金:大人 200円、高校生以下 無料、障がい手帳をお持ちの方 無料
公共交通機関でのアクセス:JR参宮線「田丸駅」から徒歩約5分
車でのアクセス:伊勢自動車道玉城ICから約10分
駐車場:あり
松田自転車商会
今回私は自前のロードバイクを使用しましたが、松田自転車商会ではレンタルサイクルサービスを行っています。サイクリング中は、敷地内の駐車場に車を駐車できることや、田丸駅からも徒歩5分に位置しているため、気軽に利用できそうです!
なちゃぽ
パンク修理やチューブ交換なども対応してくれるので、何かあった時に安心!
Column
松田自転車商会
住所:三重県度会郡玉城町佐田13ー4
電話番号:0596-58-3072
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜午後
駐車場:5台
料金:500円/日(パンク修理1000円)
レンタルサービスは台数に限りがあるため、事前にお店へ連絡をお願いします。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は玉城町を左回りに自転車で巡り、玉城町を紹介する記事となりました。
玉城町を巡りながら色んな方とお話をさせて頂いたのですが、皆さん気さくで明るくて優しい!
それが何よりも印象的で、とても楽しく巡ることができました。
ぜひ皆さんも春を感じながら、玉城町をサイクリングをしてみてください!