【鳥羽展望台/はちまんかまど】
絶景あり!海鮮グルメあり!贅沢女子旅
三重県PRアンバサダーの3人で【鳥羽展望台】と【海女小屋はちまんかまど】に行ってきました!
そこには、目を見開くような美味しい海の幸と絶景が待っていました。
また、他にもたくさんの学びや驚きがある旅となり、多くの方にお勧めしたいと思い書かせて頂きました!
- なちゃぽ
- 静岡県出身。結婚を機に三重県へ来ました。
三重県が大好きで、本職である看護師の傍ら、趣味のロードバイクで三重県の色んな場所へ行き、Instagramで紹介しています。
2021年より、三重県公式PRアンバサダーにならせて頂きました!伊勢志摩の、色んな楽しみ方を発信できたらと思います!
三重県PRアンバサダーと行く、女子旅出発!!
今回のテーマは食べる女子旅!
三重県PRアンバサダーの3人で行ってきました。
(左から私、なちゃぽ/真ん中、なっつん/右、勝野 南美さんの3人です)
【はちまんかまど】までは、鳥羽駅から車で約40分。
県道750号から県道128号(パールロード)へ入ります。
道中のパールロード沿いには鳥羽展望台があり、日本の代表的なリアス式海岸の一つである、志摩半島の様子を一望することができます。目の前に広がる青空と、どこまでも伸びる水平線。
空、海、山、全てが楽しめる絶景が待っているので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
車内では笑顔満点!!
美味しい食事が待ち遠しいです!
Column
パールロード参考記事
パールロードを通って鳥羽駅から鳥羽展望台へ自転車で行く記事を、以前書かせて頂きました。
パールロードの魅力が詰まったこちらの記事も、ぜひ参考にしてみて下さい。
海女小屋はちまんかまど
「海女のまち」として知られている、鳥羽市相差町。
【海女小屋はちまんかまど】は海沿いにあり、海女さんが新鮮な魚介を目の前で焼いてくれます。
TVなどのメディアでも数多く取り上げられ、店内には芸能人のサインが沢山ありました!
その人気は国内に留まらず、海外でもTVで放送されているそうで、外国人観光客にも人気スポットです。
Column
はちまんかまど基本情報
【住所】 :〒517-0032 三重県鳥羽市相差町819
【電話番号】 :0599-33-1023
【営業時間】 :10時〜17:00 【完全予約制】
【定休日】 :1/1~1/5、8/13~8/15、12/30~12/31、不定休
【駐車場】 :あり 大型バス4台、乗用車20台
【最大予約可能人数】 :着席時 100人、貸し切り対応可能(20人〜50人、50人以上)
【サービス】 :お祝い・サプライズ可能、ペット可能
【お子様サービス】 :お子様メニューあり、ベビーカー入店可能
【バリアフリー】 :全館バリアフリー対応
【備考】 :洋式暖房便座付シャワートイレ、温水シャワー、車イス貸出、レンタサイクル、近くに海水浴場があり、シーカヤック体験 可、鳥羽駅から海女小屋までのシャトルバス「あまバス」あり(要予約)
採れたての海の幸を炭火焼きで贅沢に!!
小屋に入ると真ん中にかまどがあり、その前には私たちが頂く海鮮がずらりと並んでいました。
貝や伊勢海老は籠の上で動き生きているため、新鮮そのもの。命に感謝して頂きたいと思います。
海女さんが目の前で焼いてくれます。
火がパチパチと弾ける音や、貝がグツグツとしている音を聞き入ってしまいます。
また、小屋いっぱいに広がる磯の香り!
視覚、聴覚、嗅覚と刺激され、食欲がそそられます!
もちろん、写真を撮ることも忘れてはいけません。
後で見返しては、美味しかったなーと回想しています。
(実はこの日味わった感動が忘れられず、数ヶ月後に主人とも行きました。)
私たちが頂いたのは、海女小屋体験セレブ気分コース。(季節によりその時の旬の魚介類に変わります)
伊勢海老又はアワビ、サザエ、ひおうぎがい、大アサリ、旬の干物、ひじきの煮物、伊勢エビ汁、ご飯、香の物、フルーツが付いてきました。気分はその名の通り、セレブでした!
海女さんが熱々の魚介を目の前に運んでくれます。
食欲は絶頂に達しています!早速ビールで乾杯しましょう!!
みんな「待ってました!」とばかりの満面な笑顔です。
全てが絶品で、あまりの美味しさに目を見開くことしかできませんでした!!
特に、今までサザエが苦手だったのですが、あまりの美味しさにびっくり!
口の中に貝の旨味がガツンと広がり、衝撃が走るような感覚でした。
口いっぱいに、新鮮な貝や伊勢海老を頬張りながら食べることも、初めての経験でした!
もう幸せすぎて、興奮しすぎて、「家族に紹介したい!人生に一度は訪れた方が良い。今度は家族で絶対来よう!」と心に決めたのでした。
海女さんから学ぶ、海女文化
ここでの特徴は、「食」を堪能するだけではなく、「海女文化」も知れること!
三重県には、全国の約45%の海女さんがいて、中でもここ相差町は現役の海女さんが最も多く暮らす町です。
「母親も祖母も海女。幼い頃から海で遊び、ここで女性として生まれたら海女になるものだと思っていた。」と話してくれました。他にも、海女の持ち物、海女さんに女性が多い理由など沢山のことを教えてもらいました。
また、「同じ小屋の海女同士は、仲間であり良きライバル。」だそう。
みんなで囲炉裏を囲んで笑顔で会話している様子は、まるで「元祖女子会」。
その中に入らせて頂き、皆さんからエネルギーを沢山頂きました!
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もっと知りたい!海女漁の歴史
鳥羽市では、3000年ほど前の縄文時代の遺跡から、アワビの貝殻やアワビを摂るための道具が発見されているため、その頃から素潜り漁があったのではないかと考えられています。
平安時代には、海女が採ったアワビなどが都に献上されていました。
2019年には、「海女(Ama)に出会えるまち 鳥羽・志摩〜素潜り漁に生きる女性たち」が、文化庁に認定する日本資産となりました。
海女さんに、変〜〜身!!
海女さんの服を着せてもらいました!
なんと、1歳のお子様からサイズの対応可能だそうですよ。
今はウェットスーツで潜るそうですが、昔はこの真っ白ないそぎ(磯着)を着用していました。
水中に潜ることで白い色が膨張して見え、サメよけの役割もあったそうです。
※2日前までの予約必要(300円/人)
地元に伝わる相差音頭を披露してくれました。
私たちも輪に入り、見よう見まねで一緒に踊りました!自然と笑顔になってしまいます!
『来てもみやんせ相差浦へ 防風(ボフ)の花咲く砂山超えて 桜貝散るよな渚に立てば 千鳥鳴くぞへ千鳥鳴くぞへ 片の浜 トコ相差 ヨイトコホイ』
Column
(C)伊勢志摩観光コンベンション機構
相差天王くじら祭り
豊漁感謝と航海安全を祈願する、相差「天王くじら祭り」では、相差音頭に合わせ海女が踊り、その後を大小親子の鯨みこしが担がれ相差町内を練り歩きます。
その後、海女たちに担がれて鯨神輿(みこし)が海に入り祭典が終了します。
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もっと知りたい!海女さんの持ち物
海女漁では酸素ボンベを持たずに海に潜り、貝や海藻を採ります。
(左手)タンポ:獲物を入れるウキワがついた網かご。海上に浮かべることにより、海女がその場所で潜っている目印にもなります。
(右手)カギノミ:鉄やステンレスで作られた獲物を獲るための道具。片側がヘラで岩に貼りついたアワビなどをはがし、もう片側は、鉤の手になっていて、ウニなどをひっかけて、捕まえます。
始終、暖かな笑顔で私たちをもてなして下さったのは、御年91歳になる野村禮子(れいこ)さん。
14歳で海女になり、80歳まで活躍されていたそうです。先日、県産業功労者表彰(観光部門)を受章されました。
禮子さんからは、海女業のことだけでなく、子ども時代に経験した空襲や、当時の生活のことなど、様々なことを教えてもらいました。どんな話も笑顔で話す禮子さんから、沢山のパワーを頂きました。
また、「元気な海女レイ子お守り」を頂きました!頭の「せいまん」とカスリの「どうまん」は、事故・災難から守る海女の印だそうです。禮子さんのように、ニコニコと笑顔で、パワー溢れる人生を過ごしていきたいと思いました!
おわりに
『絶景あり!海鮮グルメあり!贅沢女子旅』の記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、素敵な景色を見に、そして美味しいご飯を食べに行きました。
しかし振り返ってみると、食に感謝したり、海女さんからパワーをもらったり、歴史に触れたりと、学ぶことが多い旅となりました!
三重県に移り住んでから3年目になりますが、本当におすすめしたいスポットです!ぜひ訪れて見て下さい!
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