掲載日:2023年3月28日
答志島ってどんなところ?
鳥羽港から北東約2.5キロの海上に浮かぶ、三重県内で最大の離島『答志島(とうしじま)』
戦国時代、天下に名を馳せた九鬼水軍の将・九鬼嘉隆にまつわる史跡や、漁村ならではの伝統文化が今も息づいています。
どこか懐かしいノスタルジックな風景や、離島ならではの美しく雄大な自然。
海岸で気持ちの良い風を受けながら、時間を忘れてのんびり過ごすことも。
鳥羽港からわずか20分ほどで行ける離島で、穏やかに流れる島時間が味わえます。
今回はそんな気軽に行ける離島として人気の高い答志島のアクセス方法や見どころをたっぷりご紹介します!
鳥羽マリンターミナルから乗船!
答志島に到着!おすすめのルートはこちらです
鳥羽港から約20分で和具港に到着します。
各スポットを抑えたルートはこちら!
鳥羽マリンターミナル9:00発 → 和具港9:20着 → サンシャインビーチ → レイフィールド → 首塚 → 見晴らし台 → 胴塚・血洗い池 → 和具八幡神社・和具大間の浜 → 答志八幡神社 →(昼食)→ 美多羅志神社・龍神さん・潮音寺 →(岩屋古墳・蟹穴古墳)→ ブルーフィールド → 白浜海水浴場 → 答志港16:10発 → 鳥羽マリンターミナル17:00着
このルートで歩数は約25,000歩ほど。
スタッフは15時ごろにブルーフィールドに到着し、ゆっくり過ごして16:10発の定期船に乗船しました。
このコースでゆっくり昼食も楽しめましたよ!
階段や坂道もありますので、履きなれた靴と動きやすい服装がおすすめです。
お急ぎの方は、岩屋古墳・蟹穴古墳を抜くと答志港14:10発の定期船に間に合うかも。
ハイキングとしても気持ちいいので、時間と体力に余裕のある方は是非!
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見どころ① 美しい南国の風景『サンシャインビーチ』
和具港から西に向かって歩いていくと、最初に現れるのが南国の雰囲気が漂う美しい砂浜のビーチ!
水質の良さが人気で、幼児用のプールもあり、家族連れで利用される方も多いそうです。
ここから見える『レイフィールド』に向かって、歩いて行きましょう!
見どころ② 答志島に来たら必ず行きたい『レイフィールド』
和具と桃取を繋ぐ『答志島スカイライン』を進むと、島随一の景色が眺望できる展望台『RAY FIELD(レイフィールド)』にたどり着きます。
鳥羽湾を一望する景色は、まさに絶景!
青い海と空が広がります。
なだらかな坂道が続く気持ちの良いウォーキングコースですが、車も走っているので気を付けて歩きましょう。
レイフィールドの名は「太陽の道(レイライン)」と言われる不思議な緯線に由来します。
詳しくはレイフィールドのスポットページをご覧ください。
また、桜並木が美しいので春の観光スポットとしても注目です!
見どころ③ 島にのこる九鬼嘉隆の史跡の数々
歴史ロマンと漁村の伝統文化が織りなす島の魅力は多彩。
島には戦国時代最強の水軍と恐れられた九鬼水軍の将、九鬼嘉隆が眠ります。
各所へのルートは階段が続くハイキングコースとなっていて、景色を楽しめます。
首塚 → 見晴らし台 → 胴塚・血洗い池(答志和具コミュニティーセンター) の順で歩くと、スムーズにまわれますよ。
見どころ④ 静かにたたずむ『和具八幡神社』と『大間の浜』
漁の神様として古くから大間の浜に祀られている和具八幡神社。
大間の浜には岩々が残り、神島が遠望できます。
静かにたたずむ姿を見ると、島民に大切にされている場所だと感じます。
見どころ⑤ 赤い橋と『答志八幡神社』
赤い橋がかかる小島、『八幡鼻』にある大漁祈願・海上安全を司る漁の神様。
神社では澄んだ空気と静けさを感じます。
橋から見る海はエメラルドグリーンに澄んでとても綺麗!
懐かしさと暖かさを感じる『ロンク食堂』
ここまでゆっくり歩いて、ちょうど12時過ぎ。
お昼は地元の方にも愛される「ロンク食堂」さんへ。
レトロで懐かしい店内で気持ちも落ち着きます。
お店の方の気遣いがとても暖かく、美味しい刺身定食をいただきました!
見どころ⑥ 『美多羅志神社』と『龍神さん』
夫婦で参拝して雄雌のあわびをお供えすると、美しい瞳の子どもを授かると言われる『美多羅志(みたらし)神社』
五男三女の子をもつ神様で、子授けのご利益があるとされています。
島では段のところで履物を脱いでお参りするそう。
境内には「龍神さん」と呼ばれる、龍の顔の形をした椎の木があり、見どころの一つとなっています。
体力と時間に余裕のある方へ!岩屋山古墳と蟹穴古墳
ちょっと寄り道で遺跡探訪も!
ルートは階段の多い山道になっていて少しハードですが、登りきったところには景色を楽しめる東屋があり、気持ちの良い風が感じられます。
蟹穴古墳からは国の重要文化財が出土していて、貴重な古墳とされています。
見どころ⑦ 夏の風景を思い出す『白浜海水浴場』
答志島の北端に位置するトンネルを超え、大答志漁港の先にはノスタルジックな夏の風景が広がる『白浜海水浴場』があります。
目の前いっぱいに広がる海と空が美しく、写真映えスポットとしても楽しめますよ!
見どころ⑧ ウッドデッキで受ける風が気持ちいい『ブルーフィールド』
白浜海水浴場に隣接するのは、青いウッドデッキから景色が楽しめる『BLUE FIELD(ブルーフィールド)』
現代的なデザインで写真を撮るのも楽しい。
ここに座って気持ちの良い風を受け、ゆったり穏やかな島時間を過ごすのもおすすめです。
島に来たらぜひ訪れてほしいスポットの一つです。
散策中に楽しめる、離島ならではの風景
タコつぼに「まる八(まるはち)」マーク、路地など、島内散策しているだけでも離島の漁村風景を楽しめます。
まる八は、八幡神社の神紋で、大漁と家内安全を祈願しています。
あっという間に帰りの便の時間に
島内を一周し、ブルーフィールドでのんびり過ごしていると、あっという間に帰りの便の時間。
帰りは答志港16:10発の定期船に乗り、鳥羽マリンターミナルへ。
最終便は18:35発なので、余裕をもって島内散策ができるはず。
※ダイヤは変更となる場合がありますので、リンク先を要確認です
行きと同じく乗船券を券売機で購入し、鳥羽マリンターミナルへと帰路につきます。
番外編:鳥羽マリンターミナル付近では、伊勢志摩土産も買える!
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ビュッフェレストラン鳥羽マルシェ
鳥羽マルシェに併設している地産ビュッフェレストランです。もっと見る
地元で生産される新鮮な農水産物や加工品、食と健康をテーマとなっています。
また、惣菜を販売しており、地元産イチゴ「レッドパール」を使用したソフトクリームなどがテイクアウトで人気です。
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鳥羽マルシェ -
鳥羽1番街
伊勢志摩鳥羽の銘産品を豊富に取り揃えたお土産・海産物店6軒、もっと見る
普段使いから特別な日用に!お気に入りが見つかる真珠専門店4軒、
地元の食材をふんだんに使った飲食店7軒で賑うショッピングセンターの鳥羽1番街です。
女性の願いを叶えてくれる鳥羽三女神願い事代理受付所や癒し処、鳥羽湾が一望できる休憩所もありゆったりとおくつろぎ頂けます。また、とっておきの鳥羽一番旅コンシェルジュでは、とっておきの鳥羽をご紹介致します。
「行けるところ」より「行きたいところへ」を合言葉に伊勢志摩の観光施設や宿泊施設などのバリアフリー観光情報を発信しているNPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが1階にあります。
「伊勢志摩に住んでいる友人に聞いてみよう」そんな軽い気持ちで、お問い合わせください。