神秘的な雰囲気を楽しむ伊勢志摩“苔スポット”特集
苔むした空間での散策は、ストレス解消にもおすすめ♪喧騒を離れて深呼吸しながら非日常の空間に浸ってみませんか? お伊勢参りのついでに立ち寄れるスポットも。伊勢志摩の苔スポットをご紹介します!※山の中に入る際にはヤマビルなどにご注意ください。
朝熊岳金剛證寺
伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥之院ともいわれており、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にも唄われています。
駐車場から旧参道に向かって進むと苔むした道が見られ、朝熊稲荷大明神にお参りすることができます。
開山堂の目の前にも苔の庭園が広がっていて一面の緑を楽しむことができます。
押渕白滝
押渕白滝は白滝権現の名で親しまれている滝です。
古くから白龍の伝説があり、滝つぼの横には、白龍神社の小さな社もあります。
苔むした岩と清流がもたらすコントラストが美しく、静かな森でリラックスするには最適の場所です。
付近一帯のシダ植物が有名で、国の天然記念物にも指定されています。
天の岩戸
天照大神が隠れ住まわれたと伝えられている
駐車場から参道を進んでいくと清らかな空気を感じることができ、禊の滝が見えるころには周りの苔もだんだんと増えてきます。
恵利原の水穴から湧き出た岩清水は禊の滝となって流れ落ちていて、水穴から湧き出る岩清水は「名水百選」に認定されています。
さらに上ると猿田彦の祠と風穴に向かうことができる散策路があります。
森の中を進むコースで道中では巨木も見ることができ自然を一身に感じることができます。
彦瀧大明神
「石神さん」「加布良古さん」と並ぶ鳥羽三女神の「彦瀧さん」
彦瀧大明神は地元では”彦瀧さん”とも言われ、ご神体は白蛇。女性特有の病や安産の神様として知られています。
道路から山へ向かって歩いて5~10分ほどで、白い鳥居が見えてきます。
川原越しに注連縄が張られ、あたりは神秘的な雰囲気が流れています。
渓流のすぐそばまで下りられますので清らかな水の流れを見ることができます。
白瀧大明神
山全体が御神体
白瀧大明神は自然崇拝の地域であり、滝行体験が行える伊勢志摩唯一のスポットです。
山全体が御神体であり、五穀豊穣・海上安全・家内安全にご利益があると言われています。
道中には恋愛成就の三笠塚があります。
御座爪切不動尊
金比羅山のふもとにある爪切不動尊。
高さ1mほどの三角形の石に、立ち姿の不動明王が刻まれているそうです。
境内は緑濃く幽すいな雰囲気が漂い、静寂そのもので、不動堂のほか開祖弘法大師をまつる大師堂をはじめ、薬師堂、子安地蔵などがあります。
雨の後に訪れると水量の増した滝を見ることができ、四季によって桜や梅、紅葉など様々な景色が楽しめます。
伊雑宮
伊雑宮(いざわのみや)は、「いぞうぐう」とも呼ばれています。古くから「遙宮(とおのみや)」として崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました。漁師や海女の信仰が特に厚く、海女はここで「磯守」を受け、海に入るのが風習となっています。
毎年6月24日に行われる御田植式は「磯部の御神田」の名で国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大御田植祭の一つとされています。
鳥居をくぐって右手にある「巾着クス」はその形から金運上昇のご利益があると言われています。
蚊野神社
蚊野神社(かのじんじゃ)は伊勢神宮内宮の摂社です。
御祭神はこの地方の開拓守護神として田野をうるおす灌漑用水の神、大神御蔭川神(おおかみのみかげがわのかみ)です。
摂社の蚊野御前神社が御同座されています。
蚊野の松並木に昔の熊野西国街道の名残りを偲ぶことができます。
宇治山田神社
御祭神は水の神、山田姫命
宇治山田神社(うじようだじんじゃ)は伊勢神宮内宮の摂社です。
御祭神は水の神、山田姫命(やまだひめのみこと)です。
御鎮座地の丘陵は「興玉森(おきたまのもり)」と呼ばれていて、末社の那自売神社(なじめじんじゃ)が御同座されています。
参道を進んで階段を上ると一面の緑が見られます。
伊勢夫婦岩めおと横丁 伊勢苔玉づくり体験
伊勢で自然を楽しむ苔玉づくり
【苔スポット番外編】
伊勢めおと横丁「めおと岩カフェ」で体験できる苔玉作り体験。伊勢の苔と四季折々の草花を利用したオリジナルの苔玉を作ることができます。
作りながら緑や土をさわって自然を感じられ、癒やされると人気の体験で、カップル・夫婦だけでなくグループ旅行でもおすすめです。
所要時間:約45分